
細かいことは気にしない性格なので、すべて家内にまかせました。母が生活しやすいようにと、細かい所まで気を配っていただいて、住みやすくなりました。
出来上がりに満足しています。
最近の楽しみは、新しいリビングで晩酌することなんですよ。
ライフサービスさんは、「この会社なら安心だよ」と、知人が紹介してくれました。
初めて担当の立野さんにお会いした時に、「この家で、あと20年どう過ごすかが大切です」と言われて、目からうろこが落ちる思いでした。
そのときまで、将来のことは考えていなかったのですが、「そうか、この家で私たちも老後を過ごすんだ」と気付かせてもらって、初めて将来のビジョンが見えてきました。
ライフサービスさんにリフォームをお願いする決め手となったのは、立野さんが、「お母様が、あと何年この家で過ごせるかと考えた時に、過ごしやすい家にしましょう」と最初の打ち合せで言ってくれて、その言い方がとても温かかったんです。それで、「ここなら間違いない」と決めました。
決め手は“人柄”でしたね。
- 浴槽が割れて補修して使っていたが、不便なので新しくしたい。
- 数年前から、お風呂のボイラーから茶色い水が出るようになった。
- 何年か前から羽アリを見かけるようになって、気になっていたので、羽アリをなんとかしたい。
施主様のプロフィール
お住まい: 築45年
ご主人: 60代
奥様: 50代
お母様: 80代

お客様のご要望は、お風呂の浴槽や水まわりのリフォームと、羽アリを何とかしたいということでした。
調査をしてみると、タイルが割れていた浴室から水が漏れて土台を浸食し、床や壁など、かなり広範囲でシロアリ被害が広がっていることがわかりました。
そのため、防蟻処理と、シロアリ被害でダメになった床と壁、水まわりのリフォームが必要ということになりました。
また、お話をするうちに、断熱工事、高齢のお母様のための手すり、バリアフリー化もこの機会に……ということになりました。
I様邸リフォームのキーワードは、「お母様のために」。
足が悪いお母様にとって、どうしたら暮らしやすくなるかを第一に考えました。
リフォームはお金がかかることなので、将来のビジョンを見据えなければ答えが出ないと、私たちは考えています。
リフォームは、やるべき時にやるべきものであって、必要がない時には、しばらく待ってみるのもいいんじゃないでしょうか。
例えば、お子さんが独立される、同居が決まるなど、家族構成が決まってからでも遅くないと思います。
そういう意味では、I様邸のリフォームは、一番いいタイミングだったと思います。
いいタイミングで、ご家族皆さんが満足のいくリフォームができて、私たちスタッフにとっても、思い出に残る一軒になりました。
【リフォーム内容】
- 土台がダメになっていた浴室部分の建替え。
- シロアリ対策の防蟻処理。
- シロアリ被害が及んだ箇所の土台や壁などをリフォーム。
- 家事がしやすく、家族とコミュニケーションが取れるリビングダイニングキッチン。
- リビングの梁をあえて見せて、天井を高く取り、開放感のあるリビングに。
- 配膳がしやすく、手元が隠れるカウンターキッチン。
- 水まわりの位置を移動して、家事の動線を短く。
- 既存の窓に内窓を設置して、断熱効果と防犯効果をアップ。
- 気密性を高めるための充填(じゅうてん)断熱工事で、冬暖かく夏涼しい快適な住まいに。
- エコキュートと蓄熱式暖房機を採用。
- 手すりの取り付け、床のバリアフリー化。


タイルが破損していた浴室から、シロアリ被害が広がっていました。

シロアリ被害がある箇所には、丁寧に防蟻処理を施します。

新しく梁を足して、強度を高めます。

気密性が高い、発泡ウレタンの充填(じゅうてん)断熱を行います。

丁寧に養生を行います。

浴室部分は、建替えました。

新しいキッチンは、団らんを楽しみながらお料理や後片付けができる、対面キッチンタイプ。
嫁いだ娘さんがお孫さんを連れて遊びに来た時も、お孫さんから目を離すことなく、家事ができます。
また、対面キッチンのカウンターに高さを付けることで、調理器具などを丸見えにしたくない、でも孤立して作業をするのは避けたい、といった両方の要望をかなえることができました。
実は、7年前にも一度キッチンのリフォームをされていました。
しかし、以前のキッチンはL型で使いにくく、居間と分離していたため、お料理中はご家族とのコミュニケーションが取れませんでした。
そのため、新しいシステムキッチンに、IHのみ以前のものを組み込んで使用することになりました。

既存の梁を小民家風の色調に塗装して、味わいのある見せ梁に。3メートルの天井高で、開放感あふれるリビングが実現しました。
床には、桜の無垢材を採用。柔らかな色味が、壁紙のカラーとマッチして、温かな雰囲気を作ります。
無垢材の床は、歩いた時に柔らかく、またひんやりしないので、スリッパをはくのがもったいないほどです。
お客様がいらしても、おもてなししやすいリビングダイニングキッチン。
これからは、明るく開放的なこの空間が、家族団らんの場になります。

元からあった窓に、内窓を設置することで、断熱効果と防犯効果がアップしました。
内窓リフォームは、短い工期と少ないご予算で、大きな省エネ効果が期待できます。
暖房には蓄熱式暖房機を採用。
電気を利用するため、安全でクリーンな暖房機です。
お部屋の空気を汚さず、部屋全体をむらなく暖かくします。

タイルのひび割れや、浴槽の破損などでお悩みだった古い浴室を、思い切って最新のシステムバスルームにリフォーム。
4時間フルオートのエコキュートと、足を伸ばせる広い浴槽で、快適なバスタイムが楽しめます。
洗面・脱衣室には、大容量の収納棚を付けました。
タオルや着替えなど、すぐに使うものはここに収納すれば、家事の手間が省けます。
大胆なカラーがアクセントの、スタイリッシュなトイレ。
手洗いも設置しました。

以前のお住まいは、玄関や浴室からお母様のお部屋までの間に、曲がり角や障害物などがあり、足の悪い方には不便な造りでした。
そこで、玄関や浴室まで、直線で移動できるように間取りを変更。
さらに、廊下に手すりを設置したほか、段差もなくしてバリアフリー化を実現しました。
玄関も無垢材の床板に張替え、バリアフリー化を実現。
上がり框(かまち)には、ぜいたくな一枚板を用い、気品あふれる玄関になりました。
リフォーム前の玄関。
床板がいたんでいました。
ライフサービスさんのスゴイところは、本当に必要な所だけに、必要な提案をしてくれたところです。
普通の会社だったら利益を上げるために、いろんな場所のリフォームも勧めると思うので、驚きました。
それから、営業の立野さんが現場にいらっしゃらない時に、工事責任者の室田さんにちょっと話したことが、きちんと伝わっていて、すぐにお返事いただけました。
こういうちょっとしたことが、安心感につながりますね。
数カ月続いた作業の間、一日の作業の最後には、必ず綺麗にしていってくれたのもうれしかったです。
職人さんたちも、きちんと仕事をしてらっしゃるのが、感じられました。
無駄がなくて、間違いのない仕事をしてくれて、気持ちが良かったです。
リフォームについて相談したのが2月末だったんですが、「農作業の関係で、ゴールデンウィークまでに工事が終わるなら、やりたいんだけど……」と話したら、3月頭から工事をスタートして、期日に間に合わせてくれました。
実は、追加工事が結構あったんですが、要望にすべて対応してくれて、本当に助かりました。
丁寧かつ確実に、仕事をやり遂げてくださる、こういういい会社は、もっとみんなに知ってほしいと思います。
いろんな人に紹介したいですね。