
築40年の住まいはお風呂もトイレも寒くて、足を悪くしてからは、家で入浴するのがおっくうになっていました。
手すりはあったけれど、段差が多くて、和室で座ってばかり……。
リフォーム後は、段差がほとんどなくなり、動線を考えられた間取りのおかげで、移動が楽になりました。何より、快適なお風呂に満足しています!
「足の悪いお父さんに、こんな段差が多くて寒い家はかわいそう!」という長女の一言で、リフォームを決心しました。
古いボイラー室と土間収納が、リフォームのおかげで新しい洋間に変身したおかげで、2階の寝室を1階に移動できたのがうれしいですね。
工事中にシロアリを発見した時は、「リフォームしてよかった!」と実感しました。
- 足の悪い主人が過ごしやすいよう、バリアフリーの住まいにして欲しい。
- 1階の和室に主人のベッドがあり、手狭なのをなんとかしたい。
- 寒いお風呂とトイレを、暖かく快適にしたい。
- 台所が寒いのをなんとかしたい。
施主様のプロフィール
お住まい: 築40年
ご主人: 80代
奥 様: 70代
ご家族: ご夫婦のお二人住まいです。

持病で足が不自由なご主人は、いつも和室にいらっしゃるということでしたが、お食事もされる部屋にベッドが置いてあるため、手狭に感じていらっしゃいました。
また、和室から台所への通路の段差が大きく、お食事を運ぶ奥様も不便を感じていらっしゃいました。
最初は、和室も台所と一体化して、広々としたLDKにするプランをご提案しましたが、施主様とご相談するうち、「リフォーム期間も主人が和室で過ごせるようにしたい」「主人の寝室を和室の近くに置きたい」というご要望があり、和室はそのままにして、その横にご主人の寝室を作るプランに落ち着きました。
リフォームの間も、住み慣れた家でくつろいで過ごしていただけるよう、ご主人がいらっしゃる和室は動かさず、少しずつ工事を進めました。
仮設キッチンも、工事の進捗に合わせて、場所を変えて2回設置し直すなど、工夫させていただきました。
また、古くて寒いお風呂とトイレも最新式にリフォーム。
快適な水まわりを実現しました。
それに伴い、土間収納とボイラー室を、明るい洋間に作り変えることができました。
驚いたのは、壁を壊した時にシロアリが見つかったことです。
「もし、シロアリに気づかず地震などが起きていたら……」と思うと、このタイミングでリフォームされて、本当に良かったと思います。
【リフォーム内容】
- 既存の和室の横に、洋間を追加。25cmの大きな段差があったので、かさ上げして、移動しやすい寝室に。
- 床を貼り替え、断熱材も追加。暖かい住まいに。
- 広くて寒かったキッチンを、明るく暖かいキッチンに。
- 暗くて寒かったお風呂とトイレを、明るく暖かい最新式のお風呂とトイレに。
- 予算を削減するため、既存の窓はなるべく生かす間取りに。
- ボイラー室と土間収納を洋室にリフォーム。


壁をはがしたところ、柱のシロアリ被害が分かりました。

床下にも断熱材を敷き詰め、暖かな住まいを実現します。

耐震補強工事を行います。

施工費削減のため、既存の窓を生かした間取りに。

丁寧に断熱工事を行います。

間取りの変更に伴い、間仕切りを作っています。

ご夫婦二人の暮らしに合わせて、使いやすいI型のシステムキッチンを採用。動線を妨げない小ぶりの食器棚に、本当にお気に入りの食器だけを並べて、使いやすいキッチンになりました。
ご主人の寝室や水まわり、洋室へのドアは温かみのあるチョコレートブラウンのドアで統一。
段差をなくしたバリアフリー化で、行き来がしやすくなりました。
リフォーム前の台所は、一昔前に流行した広々としたダイニング・キッチン。
ご家族4人で暮らしていた頃の食器などがあふれ、動線も長いため、使いにくいのがお悩みのタネでした。
また、台所全体が寒く、特に足元からの冷えは暖房器具を置いても、耐えられないほどでした。

以前の浴室は、狭い上に寒く、足が悪いご主人には使いにくいものでした。
ユニットバスは、施主様が選ばれた最新式のもの。暖かく使いやすい浴室に、大満足とのことです。
お湯張り、追い炊きもワンタッチで、寒い日のお風呂も快適になりました。

寒かったトイレも、リフォーム後は暖かく快適な空間になりました。
施工費を抑えるため、既存の窓を利用しています。

ボイラーを外に設置し、物を整理することにより、5.5畳のスペースを確保、洋間に作り替えました。
1階に奥様の寝室が確保でき、大変喜んでいらっしゃいます。
「ゆくゆくは娘が帰ってくるかもしれないので、部屋が増えて助かりました。実は、1階に部屋が増やせるというのも、リフォームを決心するきっかけの一つだったんです」と、奥様。
間取りを徹底的に見直すことで、より住み良い家になりました。

リフォーム前のお住まいは、段差が多く、足の悪いご主人には大変住みにくい家でした。
リフォーム後は、床を張替えて段差を無くし、ご主人が使いやすい位置に手すりを取り付けました。
築40年の家は寒いし、段差が多いしで、いろいろ不便を感じていたところ、娘がライフサービスさんを紹介してくれて、話を聞いてみることになりました。
担当の岩崎さんとは、最初から意気投合して、「ここにお願いしよう!」とすぐに決めました。
リフォームを最初に決心したのは、私なんですよ(笑)。
実は最初、家に不便は感じつつも、慣れもあって「我慢できる」と考えていたんです。でも、足が悪い主人のことを考えると、「このままでいいのか?」という不安もあって、お話をしてみることにしました。
プロの目で家を見てもらったところ、断熱材の不備や、耐震強度への不安、間取りや動線の悪い点など、いろいろアドバイスいただいて、「これを機会にリフォームするのもいいかもしれない」と思いました。
工事が始まったら、驚いたことに、壁の中からシロアリが出てきたんです!
もうビックリしてしまって……。
やっぱりプロの目はすごいですね。「このタイミングでリフォームして、本当に良かった!」と思いました。
リフォームの最中も、主人がいる和室には触らないように、順番に工事をしていただいて、感謝しています。